天下の回りもの


お金に困らなくなったら、自分は何のために生きるだろう。

ある日、不意にそんな考えが浮かんで、頭の中から離れなくなりました。

節約して貯金するのが美徳だと信じて今までやってきたけど、
何のために貯金してるんだろう。
預金額が増えていくことで、自分の人生に何の価値があるんだろう。

そう思ってしまったんです。


かといって、ムダ使いしまくりたいという訳ではありませんが、
自分の収入にあった額を、きちんと使うということも、
大事なことなんじゃないかと思った。


鎌倉時代だったか、ある役人さんが池に10文を
落としてしまった時の話を思い出しました。

10文を落としたその役人は、50文使って人を雇い、
10文を探し出すことに成功しました。

もちろん、見てた人は笑いました。

だけど、その役人さんは、
「池に落としたままなら、10文は永遠に失われた。
 だが、50文使ったことで、10文が私に戻り、
 50文が使用人の利益になった。
 社会全体を考えると、60文の得である」

と言ってのけたそうです。

お金は、使うからこそ自分の手元に入ってくる、とは、
よく言ったものだと思います。

2009年2月現在、不況不況とマスコミがうるさいですが、
不況の時こそ、お金を使うべきだと思います。



さかなの社会

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